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Hi-Stile Repair System

タイルは「焼物」という特性から、高い美観や質感を多様に表現でき、その意匠を半永久的に保つための高級仕上げ材として、また建物の躯体を守る保護材として高い耐性を持つことから、建物の外壁に広く使われています。
コンクリートの建物は、施工直後からさまざまな要因によるストレスを常に受け続けています。建物が受けたストレスは仕上げ材としてのタイルに大きな影響を及ぼします。
例えば、地震などの振動を受けた建物が、その力を開放する過程でタイルのひび割れや、建物の躯体とタイルの間に隙間(浮き)を生じさせたりすることがあります。また、雨水の浸食により、タイルと躯体の間に長い時間をかけて(浮き)ができてしまうこともあります。
タイルに表れる症状の要因は、上記以外にも建物の立地環境などにより、様々なケースが考えられます。
タイルに何かしらの症状が表れているということは、お客様の建物がどのようなストレスを受けているか判断する目安になっているということでもあります。タイルに症状が現れたときに的確なメンテナンスを施していただくことで、お客様の建物の資産価値を損なうことなく、快適な住環境を維持していただくことができるのです。
Hi-Stile Repair System®(商標登録 登録第4640949号)がご提案するタイル外壁改修・補修方法(工法特許 特許第4628842号)が、お客様の建物に施すメンテナンスを作業の順に従って簡単にご説明致します。各項目の詳しいご説明は、項目別のパンフレットをご覧下さい。
 
ステップ1
 タイルの撤去により不足するタイルを補うため、外壁に施工されているタイルを可能な限り再現します。
 →「タイルをフルオーダーで作製する」
 
ステップ2
 緻密に外壁タイルの劣化調査と診断を行い、最善な改修方法をご提案します。
 →「外壁の調査と診断」
 
ステップ3
 工事中にお客様がお感じになる煩わしさを最小限に抑えながら、タイルを撤去し、再接着を行ます。
 →「改修工事時に発生するお客様のストレスとは?」
 
ステップ4
 改修工事専用に開発された特殊洗浄剤により、施工時に限りなく近い美しさまでタイルを洗浄します。
 →「外壁の洗浄」
 
Hi-Stile Repair System®をご利用いただくことで、お客様の建物の資産価値をより高めていけると確信しております。
 
~ ステップ1 タイルをフルオーダーで作製する ~
 
お客様の外壁のタイルと同じタイルが現在も販売されていれば、何も問題ありません。
 
…しかし、ほとんどと言っても過言ではないほど、お客様の外壁のタイルと同じタイルが市場に存在することは稀です。
そこで、お客様の外壁タイルと似ているタイルを探すか、新たに作り直すかのどちらかとなります。
似ているタイルをご使用になる場合、修理をした内容や状況が一目で解ってしまうくらいの違和感を生じることがあります。せっかく改修工事をしていただいたのに、これではお客様の建物の資産価値を減らしてしまうことにもなりかねません。
このような時Hi-Stile Repair System®では改修に必要な量のタイルをフルオーダーでお作りになることをお勧めします。
国内のタイル生産の80%以上を担う、岐阜県美濃地方や愛知県常滑地区の生産工場へ私たちスタッフがお客様の外壁タイルの特徴を直接伝え、作製の指示を行います。
生産工場へ直接指示することで、お客様の外壁タイルの微妙なニュアンスなどを可能な限り再現できますので、改修工事後の外壁の違和感が大きく減少します。
 
~ ステップ2 外壁の調査診断 ~
 
タイルの改修工事は、お客様の建物全ての
タイルを一枚ずつ調べることから始まります。
 
Hi-Stile Repair System®のタイル検査スタッフは、お客様の建物に使われている全てのタイルの状況を一枚ずつ丁寧に調べます。
そして、それぞれのタイルを、改修の必要がないタイル・ひびが入ったり、割れてしまったタイル・接着が不十分なタイル等、その状態ごとに分類しお客様の建物の調査報告書を作成します。
その調査報告書を元に、張替えなければいけないタイル・特殊な接着方法で再接着可能なタイル等、お客様の建物に最適な改修工事をご提案いたします。
 
 
  
Hi-Stile Repair System®が作成する調査報告書は、建物の状況が一目で解るようにタイルに症状別のマーキングを行い、そのタイルの症状が書き加えられた図面・全てのタイルの状況と最善な改修方法が詳細に記入された一覧表からできています。
調査報告書は、作成された段階でお客様の建物本体の傷み具合が、ある程度推測できる程の精密さです。
もちろんお客様はこの調査報告書をいつでもご覧頂くことができます。
 
 
~ステップ3 改修工事時に発生するお客様のストレスとは?~
 
 
タイルを撤去する際、お客様の窓はガラスや窓枠を傷つけないためにふさがれてしまいます。そのため、昼間でも室内は暗く、お客様のお部屋の近くを工事していない時でさえ、窓を開けて空気の入れ替えを行うことはできません。
このようにお客さまにとって不自由な環境が、工事終了時まで続きます。
 
これは、工事に起因する事故からお客様の建物を守る作業である「養生」の方法に問題があり、今までの改修工事ではお客様に我慢して頂くしかありませんでした。
 
 
しかし…上の写真をご覧ください。
Hi-Stile Repair System®がご提案する「養生」は「セイフティ 集人」(特許第3446958号)を使用することにより、お客様の窓の光をさえぎるような「養生」を必要としません。
お客様のお部屋の近くの作業が終われば、窓の開閉はお客様のご自由です。
~ ステップ4 外壁の洗浄 ~
  
長い間に付着してしまった汚れを
洗浄しなければお客様の建物は蘇りません。
 
強く付着してしまった汚れを洗浄するために、強力な洗浄剤を使いますと「汚れは落ちたが、外壁の色が褪せてしまった」「建物を彩る植栽の木々が枯れてしまった」等、洗浄剤の副作用による弊害が発生することがあります。
副作用による弊害を少なくするために洗浄力の弱い洗浄剤を使ったとしても、肝心の汚れが落ちづらくなってしまいます。
下の写真をご覧いただければ、その効果を一目でご理解いただけることと思いますが、Hi-Stile Repair System®が使用する洗浄剤は、改修工事のためだけに開発された“強力な洗浄力を持ちながら副作用が低い”特殊洗浄剤です。
副作用の低さを例えますと、Hi-Stile Repair System®のご提案を担うスタッフは、お客様の前で試験洗浄を行うことが多いのですが、その場で洗浄から洗浄剤の中和まで全ての作業を素手で行うほど使用する洗浄剤の副作用は低いのです。
また、お客様の建物に通常の汚れとは別の特殊な付着物がある場合はグループの製薬工場で専用の洗浄剤をお作りすることも可能です。

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特許第4628842号

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